厄除け・開運について

厄年の厄の字には、木の節目の意味があります。 古来より人生の岐路、体力的・社会的に転機を迎える節目の年齢を厄年と申します。
厄年には、神様から頂いた命の息吹が枯れる。気が枯れる頃、つまり〝ケガレ〟るとされ、災いが起こりやすい年回りになると考えられ、その時期は忌み慎んで生活するべしとされて来ました。
その他、年祝いの還暦や古希・喜寿等も晴れの年齢であると共に厄年にあたると言われております。
厄から心身を護る為、その年の始めから節分にかけて神社に参詣し厄祓いを行うことで、新たなご神徳を授かり、生命力を取り戻して清々しい一年を過ごせるよう祈願する慣わし。
この慣習は、今日まで脈々と続き、人生の通過儀礼として大切にされております。

また、良くない事が続く場合も災厄をもたらす禍津(まがつ)日(ひの)神(かみ)の災いであるとし、神社でお祓いを受ける事もあるでしょう。
神様と言っても良い神様・悪い神様、神様も様々でありご神徳も色々なのです。
立木神社の神様は、ご由緒にもありますように厄除・開運の守護神として古くから数多(あまた)の人々に信仰されて今日に至っております。
特に当社の節分大祭では、多くの方が遠近より厄除祈願に参詣され毎年賑わっています。
どうぞ人生の大切な岐路を良い方向に導いて頂けますように、立木の神様にご祈願され、平穏な日々をお過ごし頂きますようご祈念申し上げます。

宮司 中嶋 一也

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